今度の休日に子供と一緒にお出かけしたいけど「どこ行く?」「お金をかけずに遊べる所は?」など、つい悩みますよね!そんな時は野母崎の長崎市恐竜博物館が入館料も安くておすすめです。軍艦島の眺めや巨大恐竜の骨格レプリカ・恐竜化石など大人も子供もすっごく楽しめます。
長崎市恐竜博物館
2021年10月に、日本で3館目となる恐竜博物館が、長崎市野母崎にオープンしました。
長崎恐竜博物館では、実物化石に触れたり恐竜の骨格レプリカを見学したり、恐竜の歴史について学ぶことができます。
恐竜の骨格レプリカは、精密に作成されており、間近で見ると迫力満点でした🦕
2004年に長崎市野母崎から長崎初の恐竜の化石が発見され、その後も、長崎半島に、8100万年前の恐竜時代の地層「三ツ瀬層」が発見され、以来、1300点以上の化石が採掘されました。
長崎市恐竜博物館への入場料は以下の通りですが、長崎市在住の60歳以上で「いきいきカード」を提出すると入場料が免除され無料となります。
区分 | 個人 | 団体 | 年間パスポート | 恐竜博物館+軍艦島資料館セット券 |
---|---|---|---|---|
一般 | 500円 | 400円 | 1,250円 | 500円 |
小中学生・未就学生 | 200円 | 160円 | 500円 | 240円 |
長崎市恐竜博物館から世界遺産の軍艦島が見えていました。
長崎市恐竜博物館:館内ツアー
実際に長崎市恐竜博物館に行ったときの様子をツアー形式で詳しく紹介します。
それでは、早速、長崎市恐竜博物館の館内に入ってみましょう。
世界遺産の軍艦島を見ることができる展望ホール
常設展示室(1F)の恐竜時代の壁画が展示されていました。
館内マップと見学ルート
✨館内の見学ルート
①企画展示室
②常設展示室(1F)
③常設展示室(2F)
④展望ホール
✨長崎市恐竜博物館の館内マップ
長崎市恐竜博物館の1Fには企画展示室や常設展示室、売店(ミュージアムショップ)などがあります。
出典元:長崎市恐竜博物館
企画展示室(1F)
長崎市恐竜博物館に入館すると左側に、恐竜のレプリカを展示して企画展示室(1F)があります。
人気の恐竜アンキロサウルスのレプリカをはじめ多数の恐竜のレプリカが展示されていました。
アンキロサウルスは子供に大人気で数名の子供が恐竜の上に乗って遊んでいました。
(アンキロサウルス)
写真では伝わりにくいですが、実際に近くでみると、タルボサウルスの頭骨は迫力満点でした。
(タルボサウルスの頭骨)
恐竜同士の対決シーンを再現したのでしょうか?
恐竜同士が睨み合っていますね!
名前は不明ですが、恐竜の親子のレプリカが展示されていました。
常設展示室(1F)
常設展示室(1F)に入ってすぐの長崎の大地コーナーでは、長崎市の恐竜化石産出層の『三ツ瀬層』や伊王島の『古第三紀の地層』からは、獣脚類・鎧竜・鳥脚類の恐竜の化石が多数産出されています。
先カンブリア時代から古生代までの生物の目や顎などの進化の過程と化石を観察することができます。
ティラノサウルス
ティラノサウルスの名前の由来は「暴君トカゲ」という伝説から、古代ギリシャ語の「暴君」という意味の「テュランノス」と「爬虫類」の「サウロス」を組み合わせてつけられたといわれています。
ティラノサウルス | |
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学名 | Tyrannosaurus |
分類 | 獣脚類(竜盤類) |
生息時期 | 白亜紀後期(約7000万~6500万年前) |
全長 | 約12m |
体重 | 4~7t |
生息地 | 北米 |
食性 | 肉食 |
エドモントサウルス
エドモントサウルスは、カモノハシ竜類の中で最も大きい恐竜で、ハドロサウルス亜科の草食恐竜で、同グループに属する恐竜の中では最後まで生き残った種であり、最終進化形の恐竜です。
エドモントサウルス | |
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学名 | Edmontosaurus |
分類 | 鳥脚類(鳥脚亜目) |
生息時期 | 白亜紀後期(約7300万年~6600万年前) |
全長 | 約9~12m |
体重 | 3~4t |
生息地 | アメリカ |
食性 | 植物食 |
カマラサウルス
カマラサウルスは、竜脚類に属する恐竜で、スプーン上の大きな歯が特徴です。全長は15m~21m体重は20tにも及びますが、ジュラ紀後期の竜客類としては大きい方ではありません。
カマラサウルス | |
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学名 | Camarasaurus sp. |
分類 | 竜脚類(竜脚形亜目) |
生息時期 | ジュラ紀後期(約1億6100万年~1億4600万年前) |
全長 | 約18~21m |
体重 | 20~30t |
生息地 | アメリカ(北米) |
食性 | 植物食 |
常設展示室(2F)
常設展示室(1F)から階段を上がると、常設展示室(2F)へと続きます。
そこには本物そっくりに再現された動くティラノサウルスのレプリカが展示されていました。
ティラノサウルスが時々口を開けて泣き叫ぶ姿は、迫力満点でした。
ティラノサウルスは、子供たちにも大人気で「王たる暴君ドカゲ」の名にふさわしい恐竜ですね。
常設展示室(2F)からは常設展示室(1F)を一望することができ、正面からは、エドモントサウルスと軍艦島が見えていました。
常設展示室(2F)から世界遺産の軍艦島が見えていました。
アクセス方法
長崎駅から『のもざき水仙公園』への所要時間はバス・車を利用して約1時間です。
長崎恐竜パーク内の駐車場も利用できます。
自家用車、レンタカーや路線バスでのアクセスが可能です。
路線バス(長崎バス)
✨長崎恐竜パーク行きのバス
野母崎水仙公園への路線バスは『長崎駅南口』のバス亭から『樺島』や『岬木場』行きに乗車し【恐竜パーク前】で下車します。
長崎駅南口 8:06 ➡ 恐竜パーク前 9:05 |
長崎駅南口 8:36 ➡ 恐竜パーク前 9:34 |
長崎駅南口 9:06 ➡ 恐竜パーク前 9:59 |
✨長崎駅・ココウォーク茂里町方面の帰りのバス
長崎駅方面は『ココウォーク茂里町』または『栄上』行きに乗車します。
①恐竜パーク前(15:06以降のバス)は『ココウォーク茂里町』直通
②恐竜パーク前(15:06より前のバス)は『栄上』で乗り替え
※『栄上』のバス亭は、営業所内と本通り沿いに2か所があります。
本通りのバス亭は『恐竜パーク前』から『ココウォーク茂里町』へ直通のバスになります。
『栄上』営業所内のバス亭は『ココウォーク茂里町』行きに乗り換えるときのバス亭になります。
長崎市恐竜博物館:基本情報
長崎市恐竜博物館では、定期的にイベントも開催されていますので、詳しくは長崎市恐竜博物館の公式サイトで確認することができます。
自家用車やレンタカーでお越しの方は、長崎のもざき恐竜パーク内の無料駐車場を利用することができます。
開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 12月31日~1月1日 |
お問い合わせ先 | 095-898-8000 |
長崎市恐竜博物館の場所をGoogleマップで確認できます。
■長崎のもざき恐竜パークは別の記事で詳しく紹介しています。