眼鏡橋は、日本三大名橋に数えられ、日本初の石造りの二連アーチ橋です。1960年には国の重要文化財に指定されました。眼鏡橋へ行く前に眼鏡橋の歴史や見どころ・アクセス方法をチェックしたい方向けに眼鏡橋の魅力を簡単にまとめてみました。
★眼鏡橋の見どころが知りたい
★眼鏡橋の歴史に興味がある
★眼鏡橋へのアクセス方法が知りたい
眼鏡橋の歴史
長崎市の眼鏡橋は、日本橋・錦帯橋と共に日本三名橋の一つに数えられています。
また、眼鏡橋は日本最古のアーチ型の石橋で国の重要文化財にも指定されています。
眼鏡橋の名前の由来は、川面に映った影が双円を描き「メガネ」に見えることから『眼鏡橋』と名付けられました。
眼鏡橋は、1632年に興福寺の２代目住職の『黙子如定禅師』が、参詣者のために参道を横切る中島川に架けらたと言われています。
中島川の左岸側の遊歩道を歩いて行くと『黙子如定の像』と『ハートストーン』があります。
1982年の長崎大水害では、眼鏡橋を含む中島川に架けられた九つの石橋が被害に遭い、そのほとんどが流出しましたが、眼鏡橋は約半分を損壊する深刻な被害を受けたものの何とか流出は免れました。
水害後の橋の修復調査の際に江戸期のものとみられる階段後が左岸橋端から発見されたため、従来はスロープとなっていた橋端は階段へと変更されました。
中島川の左岸側から見た眼鏡橋
（橋の長さは22m、幅3.65m、高さ5.46m）
眼鏡橋の見どころ
長崎の眼鏡橋は、季節や時間帯によっては、インスタ映えする撮影スポットとしても知られ魅力的な眼鏡橋の写真を撮影することができます。
眼鏡橋のおすすめの見どころを3つ紹介します。
ながさき紫陽花まつりのシーズン（5月上旬～6月下旬）になると、眼鏡橋エリアでは色とりどりの紫陽花の花が咲き初夏の訪れを感じさせてくれます。
中島川沿いには、遊歩道も整備されており、川岸を歩いて散策することができます。
長崎市内の観光名所や建造物は、夜になるとライトアップされ、長崎の夜の街に彩りを添えています。
ライトアップされた眼鏡橋は、インスタ映えスポットとしても注目されています。
★ライトアップ時間：夕暮れ～22:00まで
ハートストーン
✨インスタ映えスポット
SNSで人気が広がった、眼鏡橋のハートストーンは、今では「恋愛のパワースポット」「見つけたら願いが叶う」「ハートの石に触れると恋が叶う」という都市伝説が、まことしやかに語られるようになりました。
眼鏡橋のハートストーンは、女性の観光客に人気が高く、ハートの石と一緒に記念撮影をする観光客の姿が見受けられます。
（女子に人気が高い恋が叶うと言われているハートの石）
（魚市橋の下のハートストーンの場所)
ハートストーンは、眼鏡橋の周辺に複数あり、ハートの石の詳しい場所は別の記事で詳しく紹介しています。
黙子如定の像
1632年に興福寺の２代目住職の『黙子如定禅師』が、参詣者のために参道を横切る中島川に眼鏡橋を架けらたと言われています。
中島川の左側の遊歩道沿いには『黙子如定の像』が建てられていますので、是非、見られてみてはいかがでしょうか。
ちりんちりんアイス
長崎市内では古くから豆腐や野菜の販売、子供向けの紙芝居などは鐘を鳴らしながら売りあるく『行商』というスタイルが一般的でした。
春・夏・秋のシーズン中に眼鏡橋では『ちりんちりんアイス』の屋台の姿を見ることができます。
『ちりんちりんアイス』の販売元の『前田冷菓』は、昭和35年に創業しました。
ちりんちりんアイスの販売元の前田冷菓では、昭和の懐かしい味を守りながら当時のレシピや製法を大切にされているそうです。
夏の暑い季節には、行列ができるほど人気がある『ちりんちりんアイス』を、是非、食べてみてはいかがでしょうか。
眼鏡橋の周辺情報
✨めがね橋LOGIC
眼鏡橋の周辺は、長崎の古い歴史と文化を象徴する街並みが残っており、眼鏡橋周辺の中通り商店街は、昭和の雰囲気が色濃く残る通りで、カフェや雑貨店などが軒を連ねており散策するが楽しい通りです。
その中でも中通り商店街に、2020年11月にオープンした『めがね橋ロジック』は、昔ながらの木造家屋や狭い路地を再現した素敵な商業施設ですので是非、行って見てください。
（眼鏡橋近くの中通り商店街）
✨めがね橋LOGICのお店紹介
来店するだけで楽しくなる焼き菓子と雑貨のお店【峰工房&kammy】を詳しく紹介しています！
長崎市内で唯一の佐世保バーガーのお店【Y’s BURGER】を詳しく紹介しています！
眼鏡橋：基本情報
★所在地：長崎県長崎市魚の町5-1
★営業時間：終日開放
★連絡先：095-829-1193
アクセス方法
長崎駅から路面電車で『蛍茶屋』行に乗り【めがね橋】で下車し徒歩3分
長崎駅前東口から『中央橋』行きの路線バスに乗車し【中央橋】で下車し徒歩で約7分
