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大浦天主堂の見どころを紹介!世界遺産と教会めぐりの旅!

観光スポット
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世界遺産に登録された大浦天主堂は、ステンドグラスがとても綺麗な教会で、長崎ではグラバー園と肩を並べる人気の観光スポットです。長崎の教会めぐりや、女子旅に人気が高い大浦天主堂の魅力とアクセス方法を詳しく紹介します。

この記事は次のような人におすすめ

★長崎へ旅行に行く前の大浦天主堂の見どころをチェックしたい
★長崎旅行に行く予定の方
★大浦天主堂を綺麗に撮影したい

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大浦天主堂

大浦天主堂は国内で最も古い教会で、1864年に竣工し、翌年2月に祝別されました。

大浦天主堂は長崎県の教会建築の起点となった教会で、パリ外国宣教会によって、フランス人の祈りの場や殉教した26人の聖人に捧げる教会として1864年に建てられました。

1933年に国宝に指定されましたが、原爆による損傷の修復が完了した後、現存する日本最古の教会建築として、1953年に再度国宝に指定されました。

2018年には、ユネスコの世界文化遺産に登録され「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産」の構成資産のひとつになっています。

大浦天主堂の教会内の撮影について!

大浦天主堂の堂内は撮影禁止です。
ながさき旅日記は『大浦天主堂キリシタン博物館』からから特別に撮影許可と掲載許可を頂いております。

■大浦天主堂の中央祭壇

大浦天主堂からの景色

大浦天主堂は、グラバー通りの坂道を上がった先の小高い丘の上に建てられているため、そこからは、長崎市内の街並みや遠く稲佐山までの景色を眺めることができます。

旧羅典神学校の横からは、長崎市南山手の街並みを眺めることができます。

大浦天主堂キリシタン博物館と大浦天主堂の間の石畳の坂道からは、長崎市内の街並みを眺めることができます。

大浦天主堂の庭園と長崎市内の町並み

大浦天主堂の見どころ7選

大浦天主堂は、グラバー園と肩を並べる長崎の人気の観光スポットです。

長崎旅行に行かれる方向けに、大浦天主堂の見どころを、7つ選んでまとめてみました。

大浦天主堂に入館するときに貰える『大浦天主堂物語』のパンフレットには、大浦天主堂やキリスト教の歴史などが詳しく記されています。

また、長崎と天草地方の主な潜伏キリシタン関連遺産なども紹介されており、長崎の教会めぐりの参考になります。

🥉大浦天主堂の見どころ①:大浦天主堂の外観

🥉大浦天主堂の見どころ②:ヨハネハウロ2世とプティジャン神父の像

🥉大浦天主堂の見どころ③:キリスト信者発見百周年記念碑

🥉大浦天主堂の見どころ④:マリア像

🥉大浦天主堂の見どころ⑤:大浦天主堂の堂内

🥉大浦天主堂の見どころ⑥:大浦天主堂キリシタン博物館

🥉大浦天主堂の見どころ⑦:大浦天主堂の売店

大浦天主堂の外観

グラバー通りを上がったその先には、世界遺産の大浦天主堂の姿が見えてきます。

大浦天主堂は、2017年11月~2018年3月に外装の塗り替え工事が完了し、とても綺麗になりました。

大浦天主堂の外観撮影のポイント
  • 大浦天主堂の正面に太陽の光が順光で差し込み写真を綺麗に撮影できる時間帯は、午後3時~4時の間がお勧めです。
  • 午後4時以降になると大浦天主堂へ上る階段の右側の木の枝に太陽の光が当たらなくなりますが、この場合は、カメラの露出補正を+3程度に調整します。

①大浦天主堂の外観

撮影位置はグラバー通り沿いの大浦天主堂が正面に見える歩道から撮影しています。

🥉撮影スポット:大浦天主堂の外観①

赤丸の位置から撮影

【カメラ設定】

★撮影機材:Nikon D5600

★絞り:f16

★焦点距離:35mm

★ISO感動:140

外装塗り替え工事前の大浦天主堂

2014年12月31日に長崎旅行へ訪れたときに撮影した大浦天主堂です。

教会の外観を見れば、外装が傷んでいるのが分かります。

②大浦天主堂の外観

この写真は、拝観料を払って、大浦天主堂へ続く階段道の途中から撮影しています。

撮影位置は、旧羅典神学校から出てきた階段道の途中から撮影しています。

🥉撮影スポット:大浦天主堂の外観②

赤丸の位置から撮影

【カメラ設定】

★撮影機材:Nikon D5600

★絞り:f10

★焦点距離:18mm

★ISO感動:100

③大浦天主堂の外観

撮影場所は旧羅典神学校の建物のすぐ横から撮影しています。

旧羅典神学校の屋根が映り込みますが、トリミングで切り取っています。

🥉撮影スポット:大浦天主堂の外観③

赤丸の位置から撮影

【カメラ設定】

★撮影機材:Nikon D5600

★絞り:f10

★焦点距離:18mm

★ISO感動:100

④大浦天主堂の外観

撮影位置は大浦天主堂への階段道を上がった教会内の入り口から撮影しています。

撮影日時は、2022年9月14日14:16頃で、大浦天主堂の屋根から太陽が覗き込む瞬間を撮影しました。

こちらの写真は、大浦天主堂の屋根から太陽が覗き込む瞬間を左側から撮影しました。

撮影日時は、2022年9月14日14:18頃です。

🥉撮影スポット:大浦天主堂の外観④

赤丸の位置から撮影

【カメラ設定】

★撮影機材:Nikon D5600

★絞り:f10

★焦点距離:18mm

★ISO感動:100

ヨハネハウロ2世とプティジャン神父の像

1981年に教皇ヨハネパウロ2世は、長崎を訪れ浦上天主堂でミサが行われたそうです。

その時のヨハネパウロ2世の来訪を記念して建てられた銅像です。

1863年に、パリ外国人宣教会日本総責任者ジラール神父の支持を仰ぎながらプティジャン神父の指導で、1865年に大浦天主堂が完成しました。

■画像の左側はヨハネパウロ2世の像で、右側がプティジャン神父の像です。

キリスト信者発見百周年記念碑

大浦天主堂の正式名称は『日本二十六殉教者聖堂』です。

1596年の戦国時代に長崎で磔にされた26人の殉教者に捧げられた教会です。

そのため大浦天主堂は、殉教の地である西坂に向けて建てられています。

■日本二十六聖人殉教地(西坂公園)

日本では当時は禁教令下にあり、天主堂が完成したときに大勢の見物客にまぎれて、浦上の潜伏キリシタンたちも訪れていました。

そして、プティジャン神父に近づき「私たちもあなたと同じ信仰ともっています」と囁いて信仰の告白をした後「サンタ・マリアの御像はとこ?」と尋ねました。

プティジャン神父は、彼らをマリア像の前まで導き信仰を守り続けたキリシタンの存在が明らかになりました。

この出来事は「信徒発見」と呼ばれるようになり、世界中に驚きと感動を与えました。

この「信徒発見」から100年後に建てられたのが『キリスト信者発見百周年記念碑』です。

マリア像

大浦天主堂へ続く階段を上がって行くと教会の正面にマリア像が見えてきます。

大浦天主堂の『マリア像』には、設置された背景や歴史的な意味が込められています。

大浦天主堂の入り口に建つ白いマリア像は『日本之聖母』と呼ばれフランスから送られてきました。

マリア像とは?

聖母マリア像とも呼ばれキリスト教では、神の子イエス・キリストの母で重要な聖人聖女の一人です。
カトリックでは信仰の対象とされ、祈りをささげることもあります。

日本之聖母像は「信徒発見」の告白から約2年3カ月後、この奇跡的な出来事を記念して天主堂の門前に設置されました。

大浦天主堂の堂内から長崎の街並みを背景に眺めるマリア像は、とても人気があるそうです。

マリア像の後ろ姿ですが、美しく本当に綺麗です。

大浦天主堂の堂内

大浦天主堂の堂内に入ると真正面には、中央祭壇があり、その両サイドには、マリア像とイエズス聖心像があります。

入館時に手渡される『大浦天主堂物語』の3ページに大浦天主堂の堂内の配置図がありますので、こちらを参考にすると教会内の見どころをチェックすることができます。

大浦天主堂のミサについて!

大浦天主堂は、世界遺産や国宝に指定されていることもあり、多くの観光客が訪れるため、教会内でのミサは行われていないそうです。
大浦天主堂のミサは、大浦天主堂の前にある『マリア館大浦カトリック教会』で行われています。

中央祭壇

中央祭壇のステンドグラスには、十字架上のキリストが描かれています。

■中央祭壇とステンドグラス十字架上のキリスト

信徒発見のマリア像

教会内の大祭壇から向かって右側の小祭壇に飾られているマリア像は、潜伏キリシタンの信仰を告白した「信徒発見」を見届けた像です。

イエス聖心像

聖心とはイエス・キリストの人類に対する愛の象徴ともいえる心臓、またはそれに対する崇敬を示す言葉です。

聖心は、キリスト教の中でも特にカトリック教会で盛んな崇敬ですが、聖公会や、一部のルテール教会でも行われています。

最後の晩餐の浮彫

最後の晩餐の作品は新約聖書(ヨハネによる福音書13章21節)弟子たちの内の一人が自分を裏切ることを予告した場面を描いたものです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐

1498年レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「最後の晩餐」は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に隣接する修道院の食堂に描かれていました。

■最後の晩餐の浮彫

ステンドグラス

大浦天主堂の教会内に入ると美しいステンドグラスの輝きを目にすることができます。

私が大浦天主堂の教会内の見学に行ったときは、天気が良い朝で、ステンドグラスがとても綺麗に輝いていました。

ステンドグラスとは、染められたガラスを意味しており、古代エジプトないしは東方世界で、ガラス製法の歴史と相まって発展したと考えられています。

大浦天主堂のステンドグラスは、時代ごとに修復・変遷しています。

大浦天主堂のステンドグラスは、1879年の改築や原爆の影響で修復され時期によって同じ色でも少しずつ色味や透明度に違いがあるそうです。

自然の太陽光が差し込むことによって、光り輝く青・緑・赤・黄色・水色などのカラフルなステンドグラスの輝きは、とても神秘的で美しいものです。

教会の窓に施されたステンドグラスをよく見ると、1つ1つ色合いが違うのが分かります。

大浦天主堂キリシタン博物館

大浦天主堂やキリスト教の歴史に興味がある方は『大浦天主堂キリシタン博物館』はお勧めです。

2018年4月に、大浦天主堂の右側の白い建物『旧長崎大司教館』と『旧羅典神学校』の建物を大浦天主堂キリシタン博物館として開設しています。

世界文化遺産『大浦天主堂』の歴史と『禁教期・潜伏キリシタン』の歴史や『信徒発見』に至る長崎の『キリスト教の伝来と日本の歴史』などを学べるほか『マリア観音』『ド・ロ版画』なども展示されています。

大浦天主堂の売店

大浦天主堂の売店でしか販売されていない長崎のお土産品も多数あります。

売店の場所は、大浦天主堂の敷地内に併設されている旧羅典神学校内です。

売店名は、大浦天主堂ミュージアムショップ『PADRE』になります。

売店は、大浦天主堂の正面入り口から右側へ進み『旧羅典神学校内』

大浦天主堂:基本情報

■所在地:長崎県長崎市南山手5番3号

■電話:095-801-0707

■開館時間:8:00~18:00(受付は17:30迄)

■休館日:12月31日~1月2日

アクセス方法

長崎駅から路面電車で【崇福寺】行に乗り「新地中華街」で乗り換え【石橋】行に乗り「大浦天主堂」で下車後徒歩5分

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