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大村公園で色鮮やかな花菖蒲と初夏の訪れを満喫!

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大村公園は、長崎県大村市にある玖島城跡を利用した総合公園で、桜をはじめ四季折々の花が楽しめることで知られています。初夏の訪れを感じる5月下旬から6月上旬に、大村公園に咲く色とりどりの花菖蒲は、見ごろを迎えます。

実際に訪れた花菖蒲が満開の大村公園は、九州最大の花菖蒲園と言われるだけあり、想像以上の絶景を満喫することができました。

満開の花菖蒲が咲く大村公園の見どころやアクセス方法を詳しく紹介します。

この記事は次のような人におすすめ

★大村公園に初めて行く方
★花菖蒲が咲く大村公園に行ってみたい
★大村公園の見どころが知りたい
★大村公園へのアクセス方法が知りたい方

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大村公園

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⛩️大村神社

大村公園は、長崎と佐賀を結ぶ国道34号線沿いの大村市役所横に広がる大村市立の都市公園です。

国道34号線沿いには、飲食店やカフェなども多数あり、観光の合間や花見の途中の休憩や食事ができる場所も徒歩圏内にあるため大変便利です。

大村公園の周辺には、イオン大村ショッピングセンター、大村体育文化センター「シーハットおおむら」や、観光スポット「竜神社」「寺島」「旧楠本正隆屋敷」などがあります。

大村公園は、玖島城跡の外堀を利用してできた公園で、春にはソメイヨシノや国の天然記念物のオオムラザクラ、初夏にはハナショウブ、ツツジなどが咲き花見客で賑わいます。

大村公園は、九州最大の花菖蒲園と言われ、171種類、約10万株30万本の花菖蒲が咲き誇ります。

白や紫の色とりどりの花菖蒲は、5月下旬から6月上旬に見ごろを迎えシーズン中には「花菖蒲まつり」が開催されます。

大村市観光センター

大村市観光センターは、大村公園の正面入口にあり、観光案内所や売店、飲食店などが入っている施設です。

観光案内所には、園内マップや大村市の観光パンフレット、大村観光マップなども置いてあるので、初めて大村公園に来た方は、最初に大村観光案内所へ立ち寄るといいでしょう。

■所在地:長崎県大村市大村市玖島1丁目45−3
■電話:0957-52-3605
■営業時間:9:00~17:30
■定休日:水曜日

大村公園の入口と駐車場

大村公園駐車場

大村公園の駐車場は、観光案内所前の大村公園駐車場と歴史公園駐車場、臨時駐車場(イベント期間のみ)を利用することができます。

(大村公園正面入口)

▶️大村公園駐車場の場所はGoogleマップで確認できます。

歴史公園駐車場

大村公園のバス停から近い方の大村公園入口からは、歴史公園駐車場を利用することができます。

▶️歴史公園駐車場の場所はGoogleマップで確認できます。

大村公園の見どころ

大村公園の魅力

大村湾に隣接する大村公園は、海や緑鮮やかな樹木に囲まれ、園内には玖島城跡や大村神社などがあり、歴史・文化・自然を感じられる魅力的な公園です。

大村公園の見どころ

★花菖蒲園
★玖島城跡
★大村神社

■画像の出典元:大村市観光コンベンション協会

大村観光パンフレット(PDF)デジタル版の入手先はこちら!

花菖蒲園

5月下旬になると、約10万株およそ30万本の花菖蒲が公園内を埋め尽くし、九州最大級を誇る大菖蒲園に、伊勢系、肥後系、江戸系など171種類の花菖蒲が見事に咲きそろいます。

路線バスの大村公園のバス停がある方の公園入口から入園すると池が見えてきますので、遊歩道を左側へ進むと角堀の花菖蒲園が見えてきます。

私たちが訪ねた5月31日(土)は、橋の右側の花菖蒲は六分咲き~7分咲きで、橋の左側の花菖蒲は満開でした。

満開の花菖蒲と屋台や出店が立ち並ぶ長堀手前からの眺めです。

長堀の花菖蒲園に架けられた橋の手前から撮影しています。

屋台と出店が立ち並ぶ長堀の花菖蒲沿いの遊歩道からの眺めです。

屋台と出店の反対側から撮影した長堀の花菖蒲です。

長堀の奥の方に進むと紫色の花菖蒲が畑一面に咲き乱れていました。

大村の観光パンフレットなどで見かける南堀の花菖蒲園と板敷櫓の風景は流石に圧巻です。

南堀にある太鼓橋と東屋付近には、日本庭園に咲くツツジも見ごろを迎え、花菖蒲園とのコラボがとても綺麗でした。

伊勢系

大村公園の花菖蒲園で見られる伊勢系の花菖蒲は、ちりめん地の花弁が深く垂れ下がり、めしべの先端がトカサ状に切れ込む「くも手」と呼ばれる特徴的な形状が魅力で、女性的で繊細な美しさに溢れています。

肥後系

肥後系は、江戸時代に熊本で生まれた品種で、花弁が大きく、豪華な印象を与えるのが特徴です。
鉢植えでの観賞に適しており、花弁が広く、すき間なくゆったりと垂れ、全体的に力強く堂々とした風格に特徴があります。

江戸系

江戸系花菖蒲は、江戸時代に主に東京都葛飾区堀切を中心に育種された品種群で、風雨に強く、草丈が高く、平咲きが多いのが特徴です。特に、菖蒲園で群生させて観賞するのに適しており、江戸っ子の好みに合う粋な花容を持つ品種が多いとされます。

紫色と白色のグラデーションが美しい花菖蒲

板敷櫓の石垣の下に湧き出る水が花菖蒲畑を満たしていました。

太鼓橋と東屋に咲く赤いツツジを取り囲むように咲く「伊勢系」と「江戸系」の花菖蒲がとても綺麗です。

大村の観光ガイドブックでよく見かける南堀の花菖蒲園と板敷櫓の風景は流石に圧巻です。

大村神社

大村神社は、息速別命(いこはやわけのみこと)を祀る神社であり、地震の守護神としても知られています。

大村神社は、文化2年(1805)大村純昌が、大村氏の遠祖である藤原純友公と親族の神霊を御霊宮大明神として池田山に祀ったのが創祀です。

大村神社の境内には立派な社務所あり、御朱印をいただくことができます。

大村神社の本殿は、伊賀市阿保にある旧県社大村神社の本殿で、現在は宝殿として国の登録有形文化財に指定されています。

天正15年(1587年)に建てられたとされ、桃山時代の建築様式をよく伝えています。

簡素ながらも形状が整っており、彫刻や極彩色が施された華麗な装飾が特徴です。

大村神社の境内にある「梅が枝荘」では「梅が枝焼」と、大村名物「大村ずし」を頂くことができます。

「梅が枝焼」は見た目が太宰府の梅が枝餅に、とても良く似ています。

梅が枝荘で頂いた「梅が枝焼」は、あんこの甘さが控えめで、とても美味しかったです。

梅が枝荘:基本情報

■所在地:長崎県大村市玖島1丁目36
■電話:0120-521-389
■営業時間:10:00~16:00
■定休日:不定休(7月・8月・9月は毎週水曜日)

玖島城跡と板敷櫓

玖島城は、明治2年に廃城となり、現在は本丸に大村神社があり、城全体が大村公園になっています。

玖島城跡

玖島城は、初代大村藩主大村喜前が朝鮮出兵のときに立てこもった順天城の体験を活かし、三方を海に面した玖島の地に築かれました。
現在でも海側にはお船蔵が残っており、海城としての特徴を残しています。

江戸時代(1603–1867)には、板敷櫓ような「櫓」が6つあったと言われています。

(板敷櫓)

玖島城の南側の城壁にある木でできた2階建ての櫓から、城のお堀と大村湾の眺めを楽しむことができるそうです。

板敷櫓:基本情報

大村公園のシンボルでもある板敷櫓は期間限定で無料開放しています。

■開放期間:3月20日~5月6日・5月17日~6月20日
■営業時間:8:30~17:00
■入場料:無料

アクセス方法

長崎市内から公共交通機関を利用する場合は、JR九州と高速シャトルバスを使って大村公園へアクセスすることができます。

JR大村駅から大村公園までは距離が遠いため、長崎駅東口から高速シャトルバスを利用して、大村公園へ行く方法がおすすめです。

路線バス

JR長崎駅東口から、長崎県営バスの消防学校行きの高速シャトルバスに乗車し、大村公園または大村市役所で下車し徒歩1分です。

★長崎駅東口➡大村公園or大村市役所
★片道運賃:970円

自家用車

福岡・佐賀・長崎方面からは長崎自動車道を利用して木馬ICで下車し、大村公園まで約15分です。

★木馬IC➡大村公園

大村公園:基本情報

■所在地:長崎県大村市玖島1丁目43
■電話:0957-53-4111
■入園料:無料
■営業時間:24時間

▶大村公園の場所をGoogleマップで確認できます。

▶️大村市の絶景スポット琴平スカイパークは別の記事で詳しく紹介しています。

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